『ШКОЛА УБИЙЦ』その2
皆さん――天国から地獄までそれではご一緒に、緩急つけて経巡って頂きましょうか……」
・ロシア語で書かれた送り状が貼られた小さな段ボール箱がひとつ、東京は板橋のわがアパートの一室に届きました。私の妻のターニャも、遠く懐かしい祖国ロシアから届いた国際郵便を前にして、ちょっと感傷に浸っているようです。
・送り状のキリル文字は筆記体だったので、私には読めませんでしたが、妻のターニャによると、
商品を発送した相手先のモスクワの住所が書いてあるそうです。ちなみに、我が家の住所はデジカメに写らないように、WTMのT−80戦車の車体で隠してあります。
・こうしてみると、まるで手製のプラスチック爆弾のような怪しい物騒な雰囲気を醸し出している小箱ですね。下に敷いてある新聞は、ロシアのニ大新聞のひとつ、「イズベスチャ」紙です。部屋の隅に転がっていたのを引っ張り出してきて、撮影用に敷いてみました。
・ロシア版のジャケ絵です。なかなかセンスのいいイラストをチョイスして使用していますね。
・「ケンキチさん、2002年8月17日のガゼータ(新聞)です、これは。――Ну,что.
……ああ、懐かしい、いろんな記事が載っていますね。たった二年前のことなのに、すごく、昔のような気がします」
・今日のノルマはひとまずここまで。皆さんお疲れ様でした。それではお休みなさい。良い夢を。
誰が止めようと私は楽しくてしょうがないので、まだまだしばらくこのネタは続きますゆえ当分の間嫌でも皆様どうぞお付き合いください。