ナナワテ!

Amazonからどくそせんが届いたのでパラパラと読んでみる。


独ソ戦についての全般的な解説の文章はごくまとも、しかしイラストとマンガの部分は良くも悪くも
「狂っている」としか思えない異様な面白さ。
(レッド・アフガンのナナワテとか、誓いの休暇仕様の対戦車ライフルなんてマニアックなネタ、
普通の独ソ戦入門者には絶対わからんと思う)



http://www.nicovideo.jp/watch/sm765363
(↑開始後13分ぐらいから「ナナワテ」のシーンが観られます)


ともかくいろいろな意味でやばい内容の本です。
執筆者の方々が本当に刺されるんじゃないかと非常に心配です(かっこわらい)。


真面目な感想を述べると、人物紹介で独ソの軍人だけをとりあげるのではなく、ヴァシーリイ・グロースマンや
アンドレイ・プラトーノフ、コンスタンチン・シーモノフなどの非常に魅力的な赤軍記者たち(みな本職は作家)
のような軍属や、民間人たちにも言及して欲しかった。