イッセー尾形だけはガチ
なんか最近は毎日、『太陽』のDVDを観て暮らしています。
一日一回は必ず、といった具合に。
しかし、イッセー尾形と佐野史郎の演技が凄まじすぎる。
もうなんか気がつけば無意識のうちにイッセー尾形演じるところの昭和天皇と侍従長役の佐野史郎のセリフを声帯模写している自分がいて非常に楽しいったらありゃしません。
「最後に残る日本人は、私だけであるということには、ならないかね?」
「御上(おかみ)。日本人そのものであらせられれば、よろしいでしょう」
「まあ良かろう。怒るな。いわば、冗談だ」
「ローマ法王は、なぜ私の書いた手紙の返事をくれないのかな?」
「この大御歌で明治天皇は何かおっしゃりたかったのだろうか。その点について、何か推測できることはあるか」
「なんという奇跡……。ただただご覧下さい」
「御上。しかし、アフリカは砂ばかりであります。砂嵐で方向がふさがれ……」
「書き続けて。書き続けて!」
「神は、この堕落した世界で、日本語だけでお話ができるのです」
「外相は軍隊をイルクーツク、シベリア、まで進撃させるように天皇に提案した。
賢明なのかもしれないこの提案を、私は、拒否した」
「あ、そっ」
「わたくしは、あられの方が好きであります」
「ハイ! チョコレートおしまい!」
「明治天皇は、最も偉大な歌人であらせられました……」
「陛下から3メートルは離れて頂きたい。ドゥユーアンダスタン?」
「おおむね、不便は良くないよ……」
「自決いたしました」
「でも止めたんだろうね?」