「耳をすませば」で町おこし
むかし大学生の頃、聖蹟桜ヶ丘まで原付きで10分ぐらいの所の川崎市麻生区のアパートで生活してたから、あの辺土地勘あります。
懐かしいなあ。
あと、ソ連のNKVD(内務人民委員部)のスパイだったことがソ連崩壊後バレて、
100歳のとき日本共産党から除名処分になった故・野坂参三の家が、聖蹟桜ヶ丘の高台の上に確かあったと思う。
しかし、余命いくばくもない100歳の老人を除名追放処分にするとは、まったく、
日共は本当に情け容赦のない党(パルタイ)だよなあ。
そういえば、寺島儀蔵さんも確か野坂参三に亡命先の1930年代のモスクワで、
「日帝のスパイ」という濡れ衣を着せられ密告され、ラーゲリ送りにされたんだよなあ。
- 作者: 寺島儀蔵
- 出版社/メーカー: 中央公論社
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寺島儀蔵さんは、俺の知っている限り、日本人のうちもっとも長期間(約二十年も! 普通なら絶対死んでる)、
ソ連のラーゲリにおいて強制労働させられていた人物です。
――ラーゲリからの釈放後、ソ連国籍を取得しロシア現地での人生を選択した寺島さん、
まだご存命だといいのだが……。
書評;『長い旅の記録』