レッド・アフガン

ヤフオクで落札した、レンタル落ちのビデオ『レッド・アフガン』を鑑賞。

映画冒頭に出てくる、R・キプリング(ショーンコネリー主演の『王になろうとした男』の原作者。イギリス初のノーベル文学賞受賞者でもある)の詩、

 アフガン平原で置き去りにされ女性群に襲われたら――
 自ら頭を撃ち抜き勇士らしく最期を遂げるといい


この詩が非常に素晴らしい。
異域としてのアフガンのイメージが強く喚起される。

それと最初のソ連軍戦車小隊の村落襲撃シーンも最高(しかし、なんで随伴歩兵無しで戦車単独で攻撃してるんだろう?)

戦車映画の傑作と言われるだけあって、とっても面白かったです。
あと、以前観た時はアフガンの知識無かったからわからなかったけど、この作品の舞台、カンダハール近郊で、登場するムジャヒディンはパシュトゥン人だったんですね。
とりあえず、「風の谷のナウシカ」に出てくるようなマスケット銃を使って戦うパシュトゥン人ゲリラの方が、ソ連軍戦車よりも萌え〜の、黒川でした。