ガンスリンガー・ガール第13巻

ガンスリンガー・ガール第13巻を買った。いよいよクライマックスで盛りあがってきた。読んでて楽しい。

GUNSLINGER GIRL 13 (電撃コミックス)

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ただ、絵柄が初期と変わってしまったのと、二期生の区別がつかないのが悲しい。

ところで単行本派なのでまだ先がわからないがトリエラ死んでしまうん? ホタル死んでしまうん?

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

八王子のアニメイトまで行って、今期ナンバー1神アニメ、
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。のEDソング、

secret base ?君がくれたもの? 【初回生産限定盤】

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を買ってきた。

何百回見てもこのED泣ける。


もちろんブルーレイも予約しましたYo!

ゴールデンウィークのコミティア出ます

今度の5月5日のコミティア96に参加します。
新刊オフセットで文章系サークルです。表紙のイラストはボタンさんです。



スペースNo.は「つ09A」サークル名は『旅団、かつてロシアで』です。

詳細は下記

 今までの約10年間書き連ねた、さるさる日記はてなダイアリーmixi日記、それらネットにアップしたものの中から散文詩風の文章を拾い上げ、時系列を無視しゴチャマゼにしたのがこの『黒川ケンキチ散文詩集』です。総ページ数約200頁の狂気の沙汰。
 ぜひお買い求めていただければ幸いです。それでは、サークルブースでお待ちしております。
                        by黒川ケンキチ

早めのクリスマスプレゼント

自分で自分にクリスマスプレゼントを贈る。Amazonをポチる。

萌えるiPhone読本

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ザ・ロード [Blu-ray]

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眼鏡なカノジョ OVA [DVD]

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紅い眼鏡 [DVD]

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NHKスペシャル 驚異の小宇宙 人体II 脳と心 DVD-BOX

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八尾まちなみイラストカレンダー2011

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本発売

「おい、押すなよ押すなよ! 絶対押すなよ!」

と、ダチョウ倶楽部の上島竜平のものまねしてたら、うっかりしてマウスをカチカチとクイックして自分用に自分で書いたero小説五冊も注文してしまった。
畜生、訴えてやる!!(自分を)


というわけで、本発売です。この官能小説を読んだ全国の皆様から、お肌のつやがよくなった、髪の毛が五センチ増えた、彼女ができました等々お礼のメールがひっきりなしです。

http://bit.ly/boC587

↑女優さんが自分のero小説を朗読してくれるなんて、もう恥ずかしくて股間がきゅんとしちゃいます。


まあただひとこと
本買って下さい
の一語に尽きるんですがね


追記:Amazonの方は数週間かかりそうですが、オンライ書店bk1なら即日発送されます。http://bit.ly/doqF7F

ソ軍が国境を越えた日に

 ロシアはナホトカから、ガラス工芸を学ぶために来日してきたターニャ・リピンスキー嬢。小樽以外の日本をあまり知らない彼女のために、私は夏の札幌を案内して回った。すすき野では私の知人の親が経営する寿司屋に入り、昼食をごちそうした。
 生まれて初めて見るイクラ軍艦巻きをしげしげと眺めるターニャ。
 「ロシアでも、魚の卵のことをイクラー(икра)と言うんです。そうデスカ。日本でも魚の卵はイクラーと呼ぶのですか。面白いデス」
 ナホトカにいた頃、ラジオに入る短波放送を聞いて独学したという片言の日本語が微笑ましい。そうして慣れない箸の手つきで、おずおずと、口の中にイクラを運ぶ彼女。瞬間ワサビに鼻をつんとさせて涙ぐみ、眉間にしわを寄せる。そんな姿を見ていると、なんだか私はほのぼのとしてきて、以外と人と人との間には国境など問題ではなく、人種もイデオロギーも越えて同じ人間同士として心安くつきあえるのではないかという思いが、してくるのだった。
 正直言って、ターニャという名のこの少女と出会うまで、私は、ロシア人に対してあまり良いイメージを持っていなかった。今世紀、この日本とロシアという国の間における北方交流史は、常に血塗られた陰惨なものであった。日露の戦役では両軍の将兵が一年近くの間悲惨な戦闘を継続し、のちのシベリア干渉戦争では、日本軍はイルクーツクまで侵攻する過程で多くのロシア民衆を虐殺した。そしてそれに対する報復の色彩が濃い、1945年の満州へのソ軍侵攻、続くシベリア抑留。シベリアのラーゲリでの苛酷な強制労働下では、罪のない日本人が六万人近く殺されたのだ……。冷戦中声高に唱えられた北の脅威論の残滓もいまだ日本人の心の奥底にあり、消えることのないロシアへの警戒感につながっている。かの国への好印象をもたらすような材料を探すのは、難しい。
 しかし、お吸い物の器を手にとりそこに塗られたうるしの美しさにじっと感じ入っている、青い瞳の少女の横顔を見ていると、両民族の間に横たわる積年の誤解もなんだかあっけなく氷解していくような気が、私にはしてきた。
 「今度は、私が、自分でボルシチを作りマス。そして、あなたに食べてもらいマス。イイデスカ?」
 まっすぐにこちらを見つめてしゃべる、ターニャの穏やかな笑みを前にした時、不意に、私は、彼女を力強く抱き寄せその柔らかに流れる金髪に顔を押しつけて、あたりをはばかることなく大声で笑い出したくなるような──そんなふうな思いに、捕らわれたのだった。