『父親たちの星条旗』、『硫黄島からの手紙』
『父親たちの星条旗』、池袋の映画館で見てきました。
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『プライベート・ライアン』の百億倍感動しました! マジで!
「兵士の戦争は死ぬまで終わらない」――どこで聞いたか忘れましたが、そんな言葉を思い出しました。この物語。
年老いて最期を迎えるその瞬間まで兵士は戦場での記憶(精神的外傷)に苦しまなければならないという、残酷な事実。
小林源文のマンガのセリフ的言い回しをすれば、「魂の半分をイオウジマに置いてきた」ヴェテラン(退役軍人)の人生を描いた作品。
ふと、石原吉郎や古山高麗雄らの詩や文学も同じような主題を取り扱っていたなあと想起する。
そして俺、ラストの父と息子の対話からスタッフロールまでの一連のシークエンスで号泣。
クリント・イーストウッド監督、まじ凄すぎる。
上映終了後スクリーンに写された二部作目、『硫黄島からの手紙』の予告編を観てしまって嗚咽(おえつ)、慟哭。
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「体罰は止めるように。いい上官は、ムチだけではなく頭を使わなくてはな」
「どっちみち全員死ぬんだ。そういう筋書きなんだろ」
「若造、お前はアメリカ人に会ったことがあるのか。手当てしろ」(バロン西のセリフか?)
「擂鉢山は奪還する。栗林の思惑など知ったことか」
「予は常に諸子の先頭にあり」
『硫黄島からの手紙』絶対見に行く。