結論:倍賞千恵子の演技力こそ魔女

昨日、レイトショーで『ハウルの動く城』を観た。

気が狂っているとしか思えないほどの、少女ソフィーのあまりの可愛らしさに私は気が狂った。

だから、映画が終わってまだ9時間もたってないのに、徹夜したまま、今朝もまたすぐに、今度はモーニングショーを観に行った。



宮崎アニメの歴代ヒロインの中でも、おそらく最強の萌え破壊力を有している彼女。

信じられますか?

ナウシカよりも、シータよりも、キキよりもはるかにずっとキュートなんですよ。
ジブリ社比で言えば、


ソフィー>>>>>>>クシャナ殿下>>>>>>越えられない壁>>>>>>>>>>>>千尋


って感じです。

なんともうしましょうか、少女姿のソフィーに萌えられないという人とは正直私は親交を結びたくない。
一種のもはや偶像(アイドル)崇拝対象としての少女。

あのスカートのすそをはためかせ純白のドロワーズとペチコートをかすかに足元にのぞかせつつ、
幻想的光彩の明滅を背景にした闇夜の宙(そら)、その虚空の上で、両の足を踊るように滑らせそして不意にどこかしら寂寞とした横顔を瞬間かいま見せる、ソフィーの麗しき映像、それを眼前にしたら、どのような精緻な論理(ロジック)ももはや無意味、汚れ無き乙女だけが有するあのうるわしの詩情(ポエジー)、それこそがこの世界の絶対唯一の正義であると、誰もが必ずや得心することでしょう。


そう、考えるんじゃない、萌えるんだ。
ナントカ少女論もシナリオ批評も社会学的見地からの心理分析も、そんなものすべていらない。

ハウル』のヒロイン・ソフィーがスクリーンの上を『動く』、ただそれだけの偉大な奇跡に我々は安らかに魂を帰依させれはいいだけのこと……。


はあ?

いまだに「ソフィー萌え」について見当がつかない?


こ、これだけ人が一生懸命説明しても?

……。

……。


「ここまで言っても分からないか?!

だったら、私は貴方を殴るぞ!」(by富野監督語録より)